涼しくなった夜、アートな秋、ゴッホ展
9月に入って過ごしやすくなった夜
キッチンの窓を開けたら、冷たい風が部屋を適温にしてくれるので食事が終わってもリビングに行かずにダイニングでしばらく過ごす。
秋はアート展覧会が目白押しで(さすが芸術の秋!)予習のために本屋さんに行くたび、気になる本を手にとっては、読まずに溜めてる本の数を思い出しそっと本棚に戻すということを繰り返していたので、この機に読んでいなかった本を消化することを決意。
それでも、今の関心ごととは異なるジャンルの本は読みたくないので、読みかけだった「ゴッホの手紙」を読む。
2年くらい前に上野のゴッホ展を見てからというもの、すっかりゴッホに夢中で、絵はもちろんのことゴッホと弟テオの兄弟愛に感動。(テオは兄の才能を信じて最後まで金銭面など支援し続けた)
ゴッホはとにかく手紙好き(現存するものでなんと819通!)その半分以上が弟にあてたもので、この展覧会はその手紙が絵と共に紹介されていた。
この展覧会が本当に素晴らしくて、全体を通してずっと温かい空気が漂っているような不思議な気持ちになったんですよ。(実際泣いてる人もいた、私だけじゃない・・)
私のゴッホのイメージは破天荒・神経質・狂気・ひまわりくらいなもので、画風も好みじゃなかったので次の展覧会の時間合わせくらいの気持ちで入ったもんだから、まさか出るときには、こんなにゴッホのことを愛おしく思うなんて・・・
なので、今回の展覧会「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」をすごく楽しみにしていて、9月18日から東京で福岡は、12月23日から福岡市美術館で開催。
このヘレーネって人!まだそんなに評価の高くなかったゴッホの絵に惚れ込んで、いつかゴッホの美術館作りたいな~って思ってゴッホの絵を収集。
自宅にコレクション。
それで、41歳の時に美術館設立を決意。
いろんな困難を乗り越え、いま、世界で2番目にゴッホのコレクションを有する美術館に!
「全てを賭ける価値のある尊いもの」
こちらも覚悟してみなければ!!